ついこの間アメリカに行ってきたのでその時調べた使い切りのプリペイドSIM事情と、
実際に選んだAT&TのGo Phone SIMの使用感をまとめてみます。
SIM選びまでは色んなサイトがあるので個別のお話をメインにできたらなと。

これは2015年10月時点の話で、信憑性も便所の落書き程度のものと思ってください。

 

ぶっちゃけ

特にこだわりもなく、アメリカだけ行くしそんな田舎にもいかないよって人はT-Mobile系のReady SIMをおすすめします。以下、変わった人向けのことをグダグダ書いていきます。

 

まず簡単にアメリカの通信事情を考えます。

アメリカ全土でそれなり使えるであろう電波を飛ばしている大手キャリアは4社。
加入者順にVerizon Wiress、AT&T Mobility、Sprint、T-Mobile USです。
それぞれMVNOがあります。たくさんあるのでWikipediaでも参照してください。
Wikipedia:List of United States mobile virtual network operators

あとついでにこちらも読んでください。
アメリカ短期旅行者向けお勧めプリペイドSIM

もしあなたが新たにアメリカのWi-Fiルーターを買って周波数もばっちり合わせていくぜ
っていうなら好きにして、Verizonがエリア最強だよとしか言いようがありませんが、
日本の端末を持ち込むなら通信方式による制約があります。

CDMA(2000)系:Verizon、Sprint

W-CDMA(UMTS)系:AT&T、T-Mobile

こういうことです。面倒なので説明は省きますが、W-CDMA系を使いましょう。
CDMA2000陣営のSIMロック解除(GSM/W-CDMA Unlock)されたiPhoneでau使えた的な報告を見かけたことがありますが、踏みに行くのは地雷です。

僕はVerizonのLTEだけで勝負するんだって人も中にはいるかと思いますが、現状は止めておくのが無難です。街中しかいかないならアリかもしれませんけど、LTE人口カバー率が拮抗しているAT&TでもNYのメトロ駅で3Gになりましたし、田舎道はほとんど3Gでした。
ましてSprintなんて、Softbankの電波でやたら強気な禿孫会長がこれからがんばるって言ってるあたりお察しでしょう。

 

じゃあどっちを選ぶか。

・カバレッジ
街中ならそんなに変わらんと思います。田舎にいくならAT&T系がお勧め。
カバレッジMAPで自分の行く場所を調べて考えましょう。
AT&T T-Mobile
注意して欲しいのがPartnerとか3rd Partyになっているところ。プリペイドやMVNOでは使えない可能性があります。というか使えないと思った方がいいです。

・入手性
まず日本で入手が簡単で使い勝手が良いのはT-MobileのMVNOであるReady SIMでしょう。入手性って大事ですよほんと。
街中を自由に動き回れるなら何でもござれですが、アメリカの空港って到着した人に大してのサービスが適当で、セキュリティゲート外はお店とかあんまりないんです。MVNOのSIMが売ってたりしますが、自分がコレと思っていたものが売られているとは限りません。
空港の無料WiFiのくっそ遅いスピードで調べ直すのも結構大変なので、短期旅行で空港出てすぐ使いたいって人は、特に入手性大事ですよ。ロサンゼルス空港しね

 

なんでAT&Tを選んだのか

アメリカのSIM選択に関して触れているサイトは沢山あるので、正直ここからが本題です。

ここまでT-Mobileを持ち上げて何故AT&TのGo Phone SIMを選んだかというと、

SIM自体は日本で安価で簡単に入手可能

カナダ・メキシコで使える(プランがある)

カバレッジが広い(ヨセミテ国立公園で使える)

ことです。

まずSIMの入手に関してですが、日本のAmazonマーケットプレイスで通常とマイクロSIMは800円もせずに入手可能です。私はナノSIMが欲しかったですが、高かったのでマイクロSIMをSIMパンチでナノSIM化しました。
そして、下の表を見てください。
イメージ388

1ヶ月60ドルと少々お高いプランだと通話無制限と高速データ通信(4GB)をアメリカだけでなくカナダとメキシコにローミングして使えます。カナダのSIM事情まで考えるの面倒だったので、カナダに行く予定だった私には非常に魅力的でした。ローミング相手もカナダ大手をおさえており、カバレッジも安心です。
そしてAT&Tのカバレッジです。レンタカーを使ってヨセミテ、グランドキャニオンに行くので、田舎道でGoogle Map使いたかったんです。ちなみにですが、グランドキャニオン内はVerizonくらいしか使えなかった思います。
また、私は2週間弱の旅行でしたが、長期旅行や短期留学の人、繰り返し使いたい人には好きにチャージできて、番号を保管できるのでなかなかオススメです。

 

結構面倒だったGo Phoneのアクティベート

SIMとクレカさえあればアクチなんて簡単だろ、そう考えていた時期が僕にもありました。
これが面倒だった。何故かと言うと、

日本のクレカ、使えません。

マケプレでSIM入手して、http://att.com/mygophoneここで日本から住所等(ホテルでも通る)の設定を行って、あとは現地でSMSが使えるようになったらログインしてチャージするだけ。そう思っていましたが、決済が通りませんでした。原因はわかりませんが、AT&T側が制限しているのではないとすれば、米国の住所を登録しているので、Billing Addressも米国となりカード会社が決済を弾いている可能性が挙げられます。三井住友(Master)、JACCS(VISA)を試しましたが両方とも使えませんでした。

そこで探したのがこいつ、

giftCard_att60

AT&T refill cardです。こいつでチャージすれば使えます。売っていればな。
まず降り立ったロサンゼルス空港になく、乗り継いで目的地のフレズノヨセミテ空港にもなく、結局ヨセミテ公園までレンタカーで行く途中、AT&TのCompany Storeに寄るはめになりました。想定外に初っ端から街中を運転するはめになり、怖かったです。
私の行ったお店では、チャージ用の機械があり、そこでは普通にクレカ使えました。
アクチ後はデータ使用量なんかが見られます。
Screenshot_2015-11-07-21-38-03

 

使ってみて

実際に使用したデバイスはこいつ。

Samsung-Galaxy-Note-5-Gold-Platinum

Galaxy Note 5 SM-N9208です。

AT&Tが展開する周波数はLTE B2/4/5/17/30でB30以外をカバー、W-CDMA B2/5(1900/850)の両方をカバーしています。LTE B30はまだほとんど運用されていませんので、ほぼポテンシャルを生かせる環境だったと言っていいと思います。LTEを使いたければB17は必須で、四六時中見ていたわけではないですが、B4やB2は街中でもあまりお目にかかれないような感じでした。B2はロサンゼルス空港でしか確認できず…。

Screenshot_2015-10-19-20-26-32

ヨセミテ→ラスベガス→グランドキャニオン→カナダ(トロント)→ニューヨークと回りましたが、カバレッジに関しては期待通りの働きをしてくれました。

ヨセミテあたりはほとんどHSPAになりましたが、特に問題なし。でもアワニーホテルやワオナホテルのあたりは圏外ですのでご注意を。

事前に分かっていたことですが、グランドキャニオン周辺は圏外です、データ通信はおろか電話も使えない。まぁそれは事前に分かっていたことなので、この辺で使う必要があるならVerizonをお勧めします。

で、ラスベガス(ストリップ)やニューヨーク(マンハッタン)の街中なんですが、人が多すぎるせいかスピードが出ません。pingも150ms以上が普通で、マンハッタンの中心部ではパケットが飛んでないんじゃないかってこともしばしばありました。地下鉄駅以外は全域でLTEを掴みますが10MHz幅しかありませんので、日本のような高速通信は期待しない方がいいでしょう。

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カナダへローミングした時は非常に快適でした。データローミングをONにすることを忘れないようにしましょう。トロント~ナイアガラへ行きずっとRogersの電波を掴んでいたようです。移動中はHSPAを掴むこともありましたが、日曜日でしたが基本的に人が少なく混雑していないこと、LTE B7 20MHz幅が使えることが大きいと思われます。ちなみにRogersはLTE B4/7/17、W-CDMA B2/5を利用しています。

 

電話いる?LTE環境いる?

個人的には電話あった方がいいです。英語がペラペラな人と行ったからかもしれないけど、飛行機乗り遅れたりして(オイ、結構電話使う機会ありましたし、やっぱり安心感があります。Surface Book(25万円)を買ったときセキュリティーでカードを止められたんですが、クレカ会社に電話して無事解除できたーなんてこともありましたし。使ってないので詳しくは分かりませんが、北米なら必要になった時にGoogle Voiceを利用するという手があります。

私は通信環境がどんなものなのか見たいのでLTEをバリバリ使えるようにしていきましたが、LTEの通信状態があまりよろしくないので、現状環境を整えていく価値はないと思います。日本とアメリカのLTE環境を網羅した端末ってほとんどないですし。3Gは850MHzをメインにフィールド形成していると思われるので、日本のスマホをロック解除すれば普通に使えますからね。(iPhoneやXperia Z5等なら別ですが、キャリアのものでSIMロック解除に対応しているのはiPhone 6Sからです。)

 

 

綺麗にまとめたかったけどなんかもう面倒だしいいや。

ここまで読むなんて変わった人ですね。駄文にお付き合い頂きありがとうございました。

参考にはならなかったと思いますが、快適な海外モバイルライフを祈っております。